nowhere man
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ロドみ

Author:ロドみ
Web漫画家。男。関西在住。週刊少年ワロスさんや新都社さんで漫画を掲載。2010年4月、宙出版さんのネクストコミック大賞を受賞した事により商業誌デビュー。酒好きです。

何かありましたら記事のコメント欄にでも書いておくれやす。


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yaki
過去のネーム用ノート開いたらなぜか小説が出て来たので紹介します。

-------------- 連続小説「焼き肉屋の女」第一話----------------------

客「ちょっと、缶ビールじゃなくて瓶ビールで頼んだんだけど」
たえ子「す、すいません・・・」

たえ子はその日も注文ミスをしていた。
真面目だがトロくさいたえ子は毎日何かしら失敗をする。
注文を間違える、転んで商品の肉を客にぶちまける、
初期のビートルズとバナナマンの太っている方との見分けがつかない、
そんな事はもはや日常茶飯事だった。

その日もたえ子は店長に怒鳴られていた。

店長「お前はまたこういうミスをして!まったく、いつになったら覚えるんだよ!」

たえ子は焦った、

(ああ、でも落ち付かなきゃ、うん、早口言葉を行って落ち着くのよ私!)

たえ子
「すももももももももも、す、すももっももおもももも・・・・
すすすすす、もっ、もっ、もっすすすすすすすももももすうすも・・・
もももも!すぅすぅすぅすぅすぅすぅすぅすぅもっ・・・ももっ・・・
すすすすすすすっすももももも!!!!ももおももおおももももすすす
すっもっすっもっ・・・・すすすすすすすすす・・・・・も!」

翌日、店長は静かに息を引き取っていた。

                       第一話 完



ちなみに二話目は無いので、最終話のようです。
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半年前のノート見直してみた2
変なプロット出てきました



b.jpg




うーん、何考えてたんだろう俺。


床人間
板と板の間に爪を立て
ヤモリのような動きで床を這いつくばる
良い、良い、やはり床は落ち着く
これ以上落ちる心配がない安心
他の何にも代えがたい

今日はどこの家に潜入しようか
そういえば、3丁目に新しく家が建てられたな
公園前、駐車場付き、一戸建て
中堅サラリーマンが念願のマイホームを手に入れました、とでも言いたげな、
あの素敵な家に潜入してやる、ククククク

「わあっ、何だあんたは!」
「ククククク、あんたの家の床、這いつくばらせてもらうぜ。」
「やめろ、昨日ダスキンで磨いたばかりなんだ。」
「ククククク、そいつあたまんねえなあ。」
「キャー!お父さん、何この人!」
「初対面の人間にキャーはねえだろ、だがそれで良い、もっと喚きな。」
「いやあ、私のトルコ絨毯が!!」
「ああー、良いやっぱりトルコ製はたまんねえなあ。」
「やめろ、やめてくれ!」
「ククク、あんたの家の床は十分堪能したぜ、あばよ。」

今日も人の家を這いつくばった
安定した日常の中に、突然現れる狂気
その瞬間、誰もが絶望と混乱で慌てふためく
その表情を見るのはたまんねえ、ククククク

次はあの建物にしようか
おや、何だ、道路に血の跡がある
ああそうか、こないだ俺が吐血した跡か
そろそろ体力の限界は感じるが、俺はこの生が続く限り床を這いつくばるぜ

「おらよっ、邪魔するぜえ。」
「わわわわ、誰だいあんた。」
「ほう、中々古い建屋だな。築30年ってとこかな。こりゃあ這いつくばる甲斐があるってもんだ。」
「やっ、やめてくれ…、ん、あれ、あんた、武田さんかい?」
「なっ、なぜ俺の名前を知っている。」
「あんた、やっぱり武田さんなのかい!知ってるも何も、ここはあんたが建てた『心のケアハウス』じゃないか」
「…」
「武田さん、あんた10年前に失踪したと思ったら、何してるんだい?」
「…」
「あんたは元々、温かくて、優しくて、人を楽しくさせるのが大好きな、素晴らしい人間だったじゃないか、それなのに、なぜ床を這いつくばってるんだ。」

「限界…だったんだ…」
「限界?」

「そう、限界だった。」
「どういうことだ?」
「俺は、鬱の人々を救うために、この会社を始めた。一人でも世界の自殺者を減らしたい、会社設立当初はそんな気持ちが強くあった。」
「ああ、知ってるよ。」
「しかし、鬱の人々の話を聞いてるうちに、俺までが鬱になってしまった。どうしようもなく悲しい話、全ての希望が閉ざされてしまうような話、それに俺は耐えられなかった。」
「武田さん…」
「人を救う為には、その人自体が救われてなければならない。でも、ダメだったんだ。俺には、そんなキャパシティーはなかったんだ。自分の無能さに悩み、悲しみ、打ちひしがれ、やがて俺は全てから逃げ出したくなったんだ。そして自分の会社を放棄し、今、床にいる。」
「そうだったのか…。」
「偽善者のなれの果て話は終わったよ、おいとまするぜ。」
「た、武田さん、待ってくれ」
「何だ?」
「それならあたしがあんたを救ってやる。武田さん、ここで思う存分這いつくばればいい、以前の武田さんに戻るまで、十分に床を這いつくばればいい。」
「おい、床が汚れても知らないぞ、掃除機かけるのとか大変だぞ。」
「それでも良いんだ!あんたに戻ってきて欲しいんだ!」
「クッ、とんだ茶番劇だぜ。俺は去る」
「武田さん!!!」

『心のケアハウス』を出てから400m程過ぎただろうか
もうこれぐらい離れれば良いだろう
ここが俺の墓場になりそうだ
不思議なもので、自分の死期というのはわかるんだな

猫は自分の死期を知ると、自分の墓場を探し姿をくらますそうだが
床人間も、自分の死ぬべき床を探して消え去るのか


そろそろ視界がぼやけてきた

地べたから見る上空の景色は、無限に広がっていた


チアーズ
家のトイレットペーパーが切れていた
しかし俺は、とても激しい便意に襲われていた

トイレは行きたい
しかし、紙がない

俺はどうしたらいいんだ!

暗黒の闇に沈む中で、一筋の光がさしかかった。

ハッ!!そうかっ!!

小便したら良いんだ!!!!

ピーィィィィィィィッッッ

キャーーーーー!

「ティー、オー、アイ、エル、イー、ティー!」
「トイレ!!」

ドンッ、ドンッ、ドンドンドン
ドンッ、ドンッ、ドンドンドン


会社で何度も遅刻していた。
その結果、主任に怒られた。

これはいけないと思い、6時前に出社した。
その結果、早すぎる、と、主任に怒られた。

遅くても怒られ、早くても怒られ、一体俺はどーしたらいいんだ!!

暗黒の闇に沈む中で、一筋の光がさしかかった。

ハッ!!そうかっ!!

定時前あたりに出社したら良いんだ!!!!

ピーィィィィィィィッッッ

キャーーーーー!

「エイチ、エー、ワイ、エー、オー、ケー、アイッ!」
「早起き!!」

ドンッ、ドンッ、ドンドンドン
ドンッ、ドンッ、ドンドンドン




酒浸りの生活をしているため、肌が荒れてしまった。
しかし、酒を飲まなければストレスで肌が荒れてしまう。

酒を飲んでも肌が荒れ、酒を飲まなくても肌が荒れ、一体俺はどうしたらいいんだ!!!

暗黒の闇に沈む中で、一筋の光がさしかかった。

ハッ!!そうかっ!!

鏡見なかったらいいんだ!!!!

ピーィィィィィィィッッッ

キャーーーーー!


「ビー、アイ、エフ、ユー、エヌ、アイ、ジー、エイチ、ティーッ!」
「ビフナイト!!」

ドンッ、ドンッ、ドンドンドン
ドンッ、ドンッ、ドンドンドン

血祭り
「それでは、3番、林田さん、はりきってどおぞ」
「ぐぬっ・・・・ううううう・・・・ハアアア!」
「おお、凄いです!鼻血です!そっと音もなくタラリと流れております!」

パチパチパチパチパチ

「続きまして、4番、種川さん、はりきってどおぞ」
「ふぶう・・・・ゲホッ、ゲホッ、グハッ」
「なんと、吐血です!本大会で3年ぶりです!見事な血しぶきをあげております!」

パチパチパチパチパチ

これが、僕の町の恒例行事「血祭り」です。
観客は、誰もが早く帰りたいと思う中で、毎年しめやかに行われます。




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